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大地震が起きた時、電気、ガス、水道が止まっても、家が安全なら、自宅で避難する「在宅避難」がおすすめです。そのためには、水や食料だけの備蓄品を揃えるだけではなく、不要なモノを減らす、家具を固定する、避難経路を確保するなどの対策が必要です。今回は、山崎団地にお住まいのKさん(80代)が「ぼうさいお片付け」にチャレンジしました!
Kさん(80代、山崎団地にお一人でお住まい)
50年住んでいてモノがいろいろと増えたので片付けしたいなと思っていましたが、家具の廃棄やごみ捨ては一人では出来ないので困っていました。でも、自治会からの紹介だったので安心だと思い、チャレンジしてみてよかったです。片付けの手つだいをしてもらい、とても助かりました。きれいになった部屋を見て、今まで危ない所があったと気づきました。安全な家になりほっとし、長生きしたいなと思います。
①靴箱が倒れたら外への避難ができない
②冷蔵庫が倒れたら、玄関まで行けない
③タンスが倒れて下敷きになると動けない
④食器が飛び出して割れたら怪我をする
⑤割れたガラスが散らばり怪我をする
⑥不用品は廃棄して空間を確保
◎防災アドバイザーからのアドバイス
今回は、日中くつろぐ空間でもあり寝室でもあるリビングを集中的に安心・安全な空間にしていくことにしました。モノを減らすことや片付けが安全な家づくりの最初の一歩ですね。皆さんも、家の中の全てを取り組むのは大変なので、長い時間を過ごす場所、割れ物が多い台所だけでもいいので、出来る所から見直してみてくださいね。(一般社団法人減災ラボ 鈴木光 )
◎町田市防災課からのアドバイス
災害時にライフラインが止まっても、住み慣れた家で生活できるよう、最低限3日分の水や食料を備えておきましょう。
◎協力してくれた事業者さんからのメッセージ
家具一つの移動や片付けたごみを外に出すことだけでも、気軽に相談してくださいね。もしかしたら、不用品も買取って再利用できるものがあるかもしれません。((有)プラスハート、ヤマト運輸(株)、ブックオフグループホールディングス(株))