町田市分譲マンション管理組合ネットワーク(以降、町管ネットワーク)、町田市都市づくり部住宅課と連携し、「町田市分譲マンション管理セミナー 〜町田市におけるマンション防災〜」を開催しました。
町管ネットワーク:マンション居住者と管理組合業務の課題や情報を共有し、管理組合の問題解決を目指して町田市を中心に活動している団体で、2003年に設立され定期的に勉強会やセミナーを開催しています。
町田市防災安全部防災課が東京都のマンション防災の取り組みや「東京とどまるマンション制度」を紹介し、町田市の地震災害についてマンション居住者が多いことや、マンション防災を取り組むことによるマンション居住者の利点や地域防災との繋がりを説明し、自主防災組織の役割や自主防災組織補助金制度についても解説しました。
宮脇良治氏
(シーアイハイツ町田自主防災隊本部長/シーアイハイツ町田管理組合第40期理事長)
シーアイハイツ町田は約2,300人が居住する大規模マンションで、「東京とどまるマンション」にも認定されていて、実践的な防災活動が行われています。宮脇さん達はマニュアル改変や防災活動の企画を防災ワーキンググループ(防災WG)で行なっています。また、マンション全体で情報を共有するための「シーアイハイツ町田未来システム」を構築中です。コロナ禍でも防災訓練を工夫し、黄色いリボンを使った安否確認は高い参加率でした。
講演では、防災WGにOB、OGに声をかけて仲間を増やしていることや、ソーラーパネルなどの新しい技術を積極的に取り込んで若い人にも興味を持ってもらえるような工夫を教えていただきました。
佐藤正芳氏
(NPO法人 東北マンション管理組合連合会常務理事/日本マンション学会東北支部所属)
東日本大震災時の経験から、町内会の存続の難しさはありますが、マンションが自治体から物資の調達を受けるためには、避難所の運営に人員を派遣した方が良いこと、そのためには、日頃から町内会で良好な関係を築く必要があることなどについて具体的なお話しを頂きました。また、災害時の要援護者名簿は重要ですが、管理のポイントとしては、集める情報を細かくしない、目的とルールを明確化することが大切とのアドバイスを頂きました。
悩んでいることや講演から得たアイデアなどについてグループディスカッションをしました。
佐藤氏からのアドバイス
訓練に人が集まらない、という声も出たが劇的に改善するものではないが、続けていくことが必要。訓練の参加が3人でも続けていくことが大切。止めてしまったらおしまい。関心がないわけではない、予定が合わない、ちょっと腰が上がらないだけ。ぜひ、腐らずに続けて頂きたい。